インターナショナルスクール進学前に知っておきたいこと その3
入学後のサポートと日本との学年の違い

インターナショナルスクール進学を検討中の保護者のための、進学前に知っておきたいことをまとめてみました。この内容は、マレーシア国内で発行されている日本語情報誌Senyum(セニョーム)さんに寄稿させていただいているインターナショナルスクール特集の記事を再編集したものです。

入学後の英語のサポートクラスについて

インターナショナルスクール(以下インター校)入学後の、英語のサポートクラス(ESL、EAL、EAPなど呼び名は学校によって異なります)の開設状況は各校によって異なり、ハイスクール(高校)の生徒も受講できるクラスがある学校がある一方で、英語のサポートクラスがミドルスクール(中学校)までしかない学校もあります。

そのサポートクラスの授業形式も、
①サポートが必要な生徒のみでクラスを編成して授業を行う
②通常クラスで他の生徒と一緒に授業を受けながら、英語や外国語の授業時間にサポートが必要な生徒をクラスから取り出して授業を行う、
③通常クラスで他の生徒と一緒に授業を受けながら、授業が行われている教室内にサポートが必要な生徒のための特別の教員を配置して授業を行う、
など様々です。

インターナショナルスクールの学年-日本の小学1年生は何年生にあたる?

一般には、お子さんの誕生日とインター校の新年度の始まる時期との兼ね合いで学年が決まります。例えば9月に新年度が始まるイギリス系であれば、誕生日が8月31日までと9月1日以降では異なります。具体的に言えば2012年8月31日に生まれたお子さんはYear5(5年生)となりますが、同じ2012年でも9月1日生まれであればYear 4(4年生)となります。なお新年度の始まる時期はそれぞれのインター校が採用するカリキュラムによって異なるので、進学希望先となる学校のホームページなどで確認するが、直接、学校に問い合わせると良いでしょう。

またかつては英語力が不十分な生徒に対して、学年を1つ下げて入学させるという学校もありましたが、現在は多くの学校で英語のサポートプログラムが充実していることや、特に小学校高学年から中学生あたりだと、1学年違うと学習内容も大きく異なることから、そういった話は聞かなくなりました。

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